電話は命がけで受けましょう。
電話はビジュアルで見えない分、相手の態度や表情、心の動きが全部声に現れます。「電話だからわからないだろう」は大間違い。
ふんぞり返って足を組んで電話に出れば、見えてなくても横柄な態度は伝わります。
電話の向こうでお客さまは、全神経を耳に集中し、その人がどういう表情で、どんな態度で、どんな感じで電話を受けているかを探っています。
こいつ嫌なヤツだな、横柄なヤツだな、なんかぞんざいだなと、見事にとらえます。
だから笑顔でお辞儀をしながら電話に出てください。
命がけで電話に出てください。
そうすればお客さまにもお取引先の方にもいい印象をもっていただけます。
この会社はすごくいい会社だな、このお店は非常に感じがいいな、ほかとは違うな、信用できるな……。
そう思わせるような電話の出方を心がけてください。
「矢内芳則語録集」230ページより
