人に魚を与えれば一日の糧となる。
人に魚を捕ることを教えれば一生食べていくことができる。
大事なことは、毎月魚という給料をもらうことではなくて、魚の釣り方を覚えること。
これを「稼げる腕前づくり」と言っています。
稼げる腕前を身につければ一生食べることに困りません。
ですから、魚という給料をもらって満足せずに、どうやっても自力で稼いでいける能力を身につ
けてください。
そのためには商品知識、接客応対力、人柄や人間性を高めることが大切です。
また、徳を積み、誰からも好かれる存在になること。
そして、街一番の社員になること。
来てくれたお客さまを自分のファンにして、繰り返し繰り返し指名してもらえる、そんな腕前を身につけましょう。
「あなたのことを気に入った。
だから指名するよ。友人、親戚を紹介するよ」。
そんな人になりましょう。

「矢内芳則語録集」70ページより