これは、私の大好きな言葉の一つです。
困ったときほど、私は次のような言葉を胸に抱き、実際に口にして、自分を
鼓舞するようにしています。
「打つ手は無限にある。なんぼでもやり方はいくらでもある。塞いでても仕様が無い。胸を張って、とにかくしゃにむに、いろんなことをやってみる。あの手・この手・奥の手・神の手、あれやこれや努力する。やってみる。打つ手は無限にあるのだから」
皆さんも、仕事だけでなく、人生のいろんな局面の中で、困難なことに立ち向かうことがあると思います。
そんなときには「打つ手は無限にある」ということを忘れずに、諦めずに次々と手を繰り出していきましょう。必ず打開できます。
心が折れそうなときに、今を生きる勇気をくれる詩を紹介しましょう。
滝口長太郎先生の「打つ手は無限」という詩です。
「打つ手は無限」
すばらしい名画よりも、とてもすてきな宝石よりも、
もっともっと大切なものを私は持っている。
どんな時でも、どんな苦しい場合でも、愚痴を言わない。
参ったと泣き言を言わない。
何か方法はないだろうか、何か方法はあるはずだ、
周囲を見回してみよう。いろんな角度から眺めてみよう。
人の知恵も借りてみよう。
必ず何とかなるものである。
何故なら打つ手は常に無限であるからだ。
「矢内芳則語録集」344ページより
